番組で「約3000万元(約3億7千万円)分の物資等を提供」との、東日本大震災に対する中国の支援内訳を読み上げる山際氏に対し、孔健氏は「山際さん、間違っている。台湾を入れると100億(円を)超えているから」と難癖をつけた。つまり台湾は中国の一部分だと、全国の視聴者に対して宣伝を行って見せたわけだ。しかし山際氏は黙っていなかった。大きな声で「それが問題なんだよ。台湾は台湾。中国じゃないよ」と反論したのだ。
その後も山際氏が、政府が各国主要紙に震災救援への謝意広告を掲載した際、「台湾(紙)には出していないんですよ」と批判すると、孔健氏は「台湾は中国!」「(台湾の人は)中国人だから、こういうところでは遠慮…(聞き取れず)」とまくし立てたのだったが、実はこのやりとりが、台湾で話題になっているのだ。
上記の情景は天理大学国際学部講師の高佳芳氏の寄稿により、台湾最大手志の自由時報(十一日)で紹介された。
同氏はその中でこう書いている。
「日本で生活する台湾国民の私たちにとって、日本外務省の中国への弱腰外交には深い憤りを感じているが、しかし大多数の日本人は台湾に関心を持っており、これが私たちの不満を和らげてくれている。今後、山際氏のこの名言(台湾は台湾。中国じゃない)は私の日本人に対するフレーズとしたい」
この一文はネットでも盛んに紹介されている。それほど山際氏の発言が喜ばれているのだろう。
友人が見かけたのだが、ツイッターではこんなことも書かれていたそうだ。
「山際さんへ。TVタックルを見ました。私は日本に帰化した元台湾人なのですが、『台湾は中国とちがう!』って大声で叫んでくださって泣きそうになりました。初めてTVであんなに大声でそのセリフをききました。大多数の台湾人にかわり感謝を申し上げます」
台湾侵略を正当化するために行われる横暴な中国の政治宣伝を堂々と跳ね返して見せた山際氏のおかげで、台湾人の日本への信頼感は大いに高まったのではないだろうか。こうした日本人の勇気と台湾人の日本への信頼こそ両国の絆を固め、そしてそれが中国覇権主義から東アジアを守ることに繋がって行くのである。
台湾は日本の生命線! TVタックル「孔健氏の暴言」問題/台湾紙に山際澄夫氏への感謝の声 2011/05/12(木)

